2026年度の募集を開始しました!

1.概要
本プログラム(通称:野口ゼミ)は、「インクルーシブな学校づくり」を共通の目的とし、そのための考え方や行動のヒントを得ることを目指しています。講師には野口晃菜さんを迎え、参加者自身の事例(本人や学校が特定できない形に加工をしていただきます)を持ち寄り、ゼミ形式で活動します。
具体的には、子どもが抱える課題を社会モデルの視点から捉え(課題の原因を個人に求めるのではなく、社会との相互作用によって生じるものと考える視点)、その事例分析を行い、学校全体を巻き込んだ支援の方策について検討します。
プログラムの特徴
☑︎ 少人数制で(定員12名)密なコミュニケーション
☑︎ 自分達の事例を持ち寄って検討するゼミ形式
☑︎ オンライン開催
☑︎ 毎月のゼミ(12回/年)+ 毎週のオンライン対話会(48回/年)に参加可能!
☑︎ 参加任意のカジュアルオンライン会も随時開催しています。
こんな方におすすめ!
- インクルーシブな学校づくりを目指すものの、「何から始めればいいのか」が分からない人。
- 特別支援学級の増加に伴い専門性向上が求められているが、学ぶ場がない人。
- 通常学級と特別支援学級間の大きな隔たりや、学校全体での支援体制が進まないと感じる人。
- 「学校全体で取り組む」と言われても、学級担任などとしてどう動くべきか分からない人。
2. ねらい
私たちは、本ゼミを通して生じる学びや目標が人それぞれ異なっていることを前提としていますが、共通した目標として下記の5点を想定しています。
- 子どもの抱える課題は個人に原因があるのではなく、社会との相互作用によって生じるという「社会モデル」の視点から事例を分析できるようにする。
- 私たちを取り巻く社会的障壁(制度・文化・環境・意識)の観点から課題を分析し、どこに介入すればポジティブな変化が生まれるかを見出せるようになる。
- 「すでにある資源」に目を向け、連携・協力の方向性を見出せるようにする。
- 短期・長期のアプローチを考え、実行・振り返り・改善を繰り返しながら、省察と実行の思考を身につける。
- 仲間と継続的に学び合い、実践につなげる環境をつくる。

3. ナビゲーター(講師)
野口晃菜
多様な子どもが共に学ぶインクルーシブ教育について研究。博士(障害科学)。小学校講師、株式会社LITALICO研究所長を経て、一般社団法人UNIVA理事に就任。インクルージョン実現のために研究と実践と政策を結ぶ活動を継続的に行い、文科省有識者会議委員や日本LD学会国際委員などを務める。主著に「差別のない社会をつくるインクルーシブ教育」など。
理想と現実のはざまで一緒に葛藤しながら、少しでもインクルーシブな教育に向かうためにみなさんと対話をしたいです。

4. スケジュールとお申し込み
概要
定員:12名
参加費:3.9万円(税込)
参加対象
本ゼミは、インクルーシブな学校づくりに関心をもち、所属する現場や地域で具体的な実践につなげたいと考えている方を対象としています。特に、以下のような方の参加を想定しています。
- 学校現場で子どもの支援や学級経営、校内支援体制づくりに関わっている教員、管理職、支援員
- 教育委員会、教育センター、福祉、医療、NPO等において、子どもや学校支援に関わっている方
- 学校におけるインクルーシブ教育や合理的配慮、校内連携に関心をもち、実践的に学びたい方
- ご自身の現場の事例や課題をもとに、他者と対話しながら考えを深めたい方
応募要件
本ゼミは、少人数で継続的に学び合うことを重視しているため、以下の条件を満たす方を対象とします。
- インクルーシブな学校づくりに関心があり、学びを自身の実践や所属先での行動につなげようと考えていること
- 原則として、年間を通して継続的に参加できること(やむを得ない事情を除く)
- 守秘義務に配慮し、事例を個人や学校が特定されない形に加工して扱えること(皆様には参加に際して個人情報秘匿の同意書をご提出いただきます)
- 他の参加者の実践や背景を尊重し、対話的・協働的に学ぶ姿勢があること
- オンラインでの参加環境を各自でご準備できること
募集期間
- 5月上旬:募集開始
- 5月~7月:定員に達し次第締め切り
実施スケジュール(基本的には毎月第2土曜日の10:00ー11:30に実施)
- 第1回:キックオフ&前年度のまとめ会
- ゼミ生同士の自己紹介
- 過年度のゼミ生のまとめ会(事例発表)への参加
[日程:8/1, 8/15]
- 第2・3回:理論的な土台の整理
- 社会モデル・社会的障壁・権利・社会資源・学校法規・現状について野口さんによる講義
[日程:9/12, 10/10]
- 社会モデル・社会的障壁・権利・社会資源・学校法規・現状について野口さんによる講義
- 第4~12回:事例検討
- 毎回1〜2名の事例を検討
- 事例は、学校における支援に関する事例(個人情報が特定できない形に加工してご発表いただきます)
- 事例を発表した人は、次回に「実践した所感・経過」を共有する
[日程:11/14、12/12、1/9、 2/13、3/13、4/10、5/8、6/12、7/10]
- 第13回:まとめ会(次のゼミ生に向けて発表)
- 事例検討の内容や分析を通して得られた示唆を報告
- ゼミへの参加を通じた自身や周囲の変容を振り返る
[日程:8月開催]
お申込み
お申込みは、下記のボタンよりお願いいたします。参加費のお支払いが完了し、事務局にて確認がとれましたらメールにてご連絡させていただきます。なお、定員以上の参加者の申し込みは受け付けておりません。また、6月15日までのキャンセルにつきましては無料です。6月15日以降のキャンセルについては、返金は致しかねますので、あらかじめご了承ください。
5. その他の特典
- ゼミ生は、教育探究ひろば毎週のオンライン対話会(48回/年)にも自由に参加可能です。
(探究ひろばの対話会については、本webサイトのトップページをご覧ください) - また、卒業後も緩やかにつながるコミュニティを目指しています。
→過年度生も毎年のまとめ会に招待しています。
→毎年卒業生も交えて、皆で忘年会を開催しています。
よくあるご質問
- 参加できない時は動画のアーカイブ視聴はできますか?
-
可能です。録画可能な会はメンバー限定で保存されています。
- 各回は参加必須ですか?
-
毎月のゼミは基本的に参加必須、毎週の対話会は参加自由です。
- 学校の先生でなくとも参加できますか?
-
可能です。ただし、テーマへの関心があることを前提としています。
- 事例発表は全員する必要はありますか?
-
希望者を前提としています。そのため、発表は必須ではありません。
お問合せ先
教育探究ひろば事務局 senseijuku@gmail.com
参考資料
ゼミで使用する予定の事例分析シートです。ゼミ生の現状や使い勝手を踏まえて項目は柔軟に変更していきます。
